パッシブ運用が万全ではない

ポイント

パッシブ(インデックス)運用は概念としてはとても魅力的なものです。しかし、パッシブ運用を実現するには、市場インデックスが必要になります。ところで、この市場インデックスは市場全体を代表するわけではありません。そのため、どうしてもアクティブ運用の要素が残ってしまうのです。

◎パッシブ運用は魅力的だが…

アクティブ運用は、パッシブ(インデックス)運用に勝てない、なぜなら、アクティブ運用はインデックス運用に比べて信託報酬などのコストが高いから。長期運用を考えるとこのコストの差がボディブローのように効いてきて、結局、コストを差し引いた運用成績を比較すると、ほとんどの場合、インデックス運用が優っているという主張です。

この話は正解です。ただし、市場全体をカバーしているインデックスであるという前提が必要です。

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投資信託の優先順位

変額保険を棄てて、投資信託を選択したとしましょう。投資を考えてほしい順序があります。それは、

  1. 確定拠出年金
  2. NISA(ニーサ)
  3. 通常の証券口座

の順です。

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確定拠出年金は、一定の年齢まで引きさすことができないという制約がありますが、投資はノーロード(無手数料)でできますし、税制メリットもあります。次いで、NISA(少額投資非課税制度)です。年間120万円という枠がありますが、非課税の取り扱いがあります。

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