1月第4週の市況

2017/1/23    月 

米国でトランプ大統領が誕生し、米国第一をスピーチ。米ドルは数日来の低下傾向にあり、メキシコペソが上昇。SP500は幾分上昇したが、資産は安全資産にシフトし、金と国債が上昇

2017/1/24    火

米国市場では、TTPから離脱を表明したトランプ政権の政策が不明確なことから下落。米ドルも下落。国債と金は上昇。個別銘柄ではマクドナルドが業績不振で軟化、ハリバートンは業績が上がったが下落。クァルコムはアップルから訴訟され大きく下落

2017/1/25    水

SP500とNASDAQが史上最高値を更新。イールドが上昇したことから銀行の株価も上昇。銅とアルミニウムの価格が上昇し素材関連の株価も上昇。住宅関連も上昇。欧州でも資源価格の上昇から資源関連株が値上がり。

2017/1/26    木

米国市場では経済成長の期待感から金融とテクノロジー株が値上がり。米ドルは値を下げる。欧州ではドイツのDAX指数が20か月来の高値を更新し、サンタンデールやドイチェバンクなどのイタリアを除く銀行株が大きく値上がり

2017/1/27    金

米ドルと銅が値上がりし、国債と金は値下がり、ただし、米株についてはほぼ横ばい。サウザンエアーやEbayが値を上げたが、キャタピラーなどが値下がり。欧州市場ではジョンソン&ジョンソンがActelionを300億ドルで買収し同株は19.4%の大幅な上昇。RBSも米国での制裁金が決まり値上がり

1月第3週の市況

2017/1/16    月

米国では銀行の決算が好調でバンクオブアメリカ、ウェルズファーゴなどの株価が上昇。企業物価指数が上昇し、イールドが上昇し国債は下落。NASDAQは史上最高値を更新したがダウは19900を割り込む。欧州では前日大きく値を下げたフィアットがリバウンドし、米国の銀行の好決算を受けて銀行株が堅調

2017/1/17    火

米国市場は祝日でお休み。トランプ氏が輸入車に対して関税を35%にすると発言したことから、欧州のBMWなど主要メーカーは軒並み下落。英国ではメイ首相のスピーチに注目が集まり、英ポンドはドルに対して下落。イタリアの格付けが引き下げられ、ドイツ国債は上昇したが、イタリア国債は下落

2017/1/18    水

政治的な動きが市場に影響をおよそびた1日となった。英国のメイ首相は、EUからの離脱について明言したことによりポンドは上昇。欧州市場では全体としては横ばいだったが、銀行株は上昇した銘柄と下落した銘柄が混在する市場となった。米国では、トランプ氏が薬価を攻撃ターゲットにすることを明言し製薬関連が値下がり、金融株も大きく値を下げた

2017/1/19    木

米国では、イエレン議長がFedは予想とおりの経済成長となったときには利上げすると発言し、10年国債のイールド上昇。NAFTA関連でメキシコペソ、カナダドルが下落。決算は堅調であったがゴールドマンサックス、シティなどの金融株が軟化。欧州では方向性のない市場となったがFTSEは昨日の下落からリバウンド

2017/1/20    金

トランプ政権で財務長官に就任予定のマヌーチン氏が米ドルが高すぎると発言、米ドルが下落。不動産と公益株、さらに、銀行株も下落。WTIは原油の在庫が減少したことから上昇。ユーロではインフレが上向かずECBは金利を据え置き。

先週の市況はこちら