12月第5週の市況

2022/12/26    月

米国市場では薄商いの中、市場は上昇。公表された個人消費動向を示す11月のPCE指数はかろうじて上昇した。ロシアが原油の減産を決めたことから原油価格が上昇し、エネルギー株は上昇。TeslaはCEOのマスク氏が向こう2年は株を売らないとコメントしたが2年来の安値を付けた。ブルームバーグ氏がダウジョーンズかワシントンポストを買収する意向があると報じられ、ダウジョーンズの親会社News Corpは2.8%株価上昇。欧州市場では、市場は横ばい。銅価格が上昇したため鉱業株が値を上げた。金利感応度鵜の高いテクノロジー株は0.3%の下落

2022/12/27    火

クリスマスのため休場

2022/12/28    水

米国市場ではイールドが上昇し、グロース株を中心に値下がり。ロイターが、上海での製造の下方修正を伝えたTeslaは株価が11.4%低下。米国の貿易赤字は15.6%縮小し、S&Pケース・シラー住宅指数は対前年比で8.6%の低下となった。中国が新型ことな関連尾規制を緩和したことから、アリババ、Pinduoduoなどの中国関連株が上昇。欧州市場では、中国が新型コロナウィルスの規制緩和を行ったことに対する期待感から市場は上昇。中国関連株である高級品のLVMH,Kering,Richemontなどが2%前後上昇。また、中国での需要回復を見越して原油価格が上昇したためエネルギー関連も上昇

2022/12/29    木

米国市場では、2022年の最安値を更新した。すべてのセクターで株価が下落したが、中国での原油の需要に懸念が残ることからエネルギー株が2.2%下落。昨日大きく値を下げたTeslaは方向性のない取引の中、3.3%株高に。サウスウイスと航空は数戦のフライトのキャンセルで政府から追及を受けることになり、株価は5.2%下落。イールドが3日連続で上昇したことから、Alphabet、アップル、Amazonは1.5%ないし3.1%の下落。欧州市場では、市場は下落。ただし、英国市場は中国関連株や中国市場の回復を見越して銅価格は上昇したこともあり鉱業株が堅調で値上がり。エネルギー株は、原油価格が下落して値下がり

2022/12/30    金

米国市場では、新規失業保険申請者数が増加し、薄商いの中、グロース株を中心に市場は上昇。アップル、マイクソロソフト、Alphabet、Amazonなどが軒並み2.5%以上値を上げる。10年物イールドは低下。欧州市場でも米国市場の値上がりの影響を受けて市場は上昇。テクノロジー株は2.0%の値上がりとなった。中国での需要回復に疑問が残るため、ベースメタルの価格が下落し、鉱業株が値下がり

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12月第4週の市況

2022/12/19    月 

米国市場では、Fedの利上げスタンスが景気後退を引き起こすとの懸念から、株式市場は3日連続での下落。ユーヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、2023年に予定している以上の利上げに踏み切る可能性があるとコメント。新規受注が2年半来の低水準になったことから、S&P Globalが公表した米国のPMI指数は下落。すべてのセクターで値を下げたが、不動産が-3%と最も値を下げた。欧州市場では主要中央銀行が利上げスタンスの維持を表明している中、経済統計も思わしくなく、株式市場は下落。1日の下落幅としては2022年5月以来の大きな下げとなった。JPモルガンはユーロ圏の金利について2.5%の予想を3.25%に上方修正した。イタリアの3閣僚はECBの利上げについて、域内の債務の大きい国への金融負担が大きくなるとして反対を表明した。英国では11月の小売り販売が予想外に下落して、株式指数も下落

2022/12/20    火

米国市場では、Fedの利上げへの懸念からNASDAQを中心に4日連続での値下がり。イールドは上昇し、投資家は株式市場から債券市場に目が移っている。コミュニケーションサービスが2.2%、一般消費財が1.7%と大きく値を下げた。欧州当局が全世界での売り上げの10%の課徴金を科す可能性があるメタ・プラットフォームズは4.1%株価を下げた。防衛関連のL3Harris TechnologiesはM&A関連で3.6%株価値下がり。欧州市場は、中国での需要回復の見込みから原油価格が上昇したため、エネルギーセクターがけん引して市場は上昇。金利感応度の高いテクノロジー株は下落

2022/12/21    水

米国市場では株価は少し上昇したが、投資家は休日シーズンの小売販売が弱いことや日銀の金融政策の引き締めにいらだっている状態。エネルギー関連は上昇したが、一般消費関連を中心に4つのセクターで値下がり。10年物イールドは日銀の政策の影響で3.7%に上昇。Teslaはブローカーが目標株価を引き下げたので8%株安。欧州市場でも日銀の政策変更に影響を受け金利感応度の高いテクノロジーや産業といったセクターが値下がり。ドイツは、生産者物価指数の上昇は抑えられたが、市場のいらだちを鎮めることはできずイールドがここ3か月で最高となった。不動産株は、6週間以上で最大の2.2%の下落となった。また、中国での新型コロナの拡大の恐れから、LVMHやKeringなどの高級品メーカーが値下がり

2022/12/22    木

米国市場では、NikeとFedExが好調な四半期決算を公表し、また、消費者信頼感指数も改善して、株式市場は上昇。クルーズ運用のカーニバルは四半期の損失が予想以下となり、株価上昇。中古住宅市場では高い金利が災いして、2年半ぶりに販売が7.7%下落。欧州市場では、銀行株が堅調で、また、米国のNikeの好調な決算を受けて、アディダスとプーマがそれぞれ、6.8%と9.5%値を上げたことから小売り関連が上昇し、市場全体でも6週間来の上昇となった。ドイツでは政府の救済策が上昇するエネルギー価格に功を奏し、消費者信頼感指数が改善し、株価指数も1.5%上昇

2022/12/23    金

米国市場では第3四半期のGDP成長が最終的に年率3.2%の上昇まで引き上げられ、新規失業保険申請者数が予想以下にとどまったことから、金融引き締めへの懸念が再燃。主要株価指数ではテクロノジー株のウェイトが高いNASDAQを中心に下落。アップルやマイクロソフトは約4%株価下落。半導体のNvidiaは9%以上株価下落。Teslaは米国での需要の落ち込みから割引販売が倍増し、株価は9%下落。欧州市場でも米国の経済統計がよかったことから、各中央銀行が金融を引き締めるとの観測から株価下落。英国では第3四半期予想以上にGDPが下落したことから、FTSEが0.5%下落。米国のMicron Technologyの赤字が拡大する予想であるころから、同業のASML HoldingやInfinionなどが3%以上株価下落
 

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