2月第4週の市況

2025/2/24    月

米国ではビジネス活動指数が17か月来の低水準に低下し、株式指数はいずれも下落。景気に感応度の高い、輸送、半導体、小型株、一般消費財などが2%以上の値下がりとなった。ボラティリティ指数は2月4日以来の高水準に上昇。ウォールストリートジャーナルが司法省が請求方式を査察することになったと報じられたUnitedHealthは株価下落。欧州市場では株価が上昇しほぼ史上最高値付近まで上昇。米国のFDAがNovo Nordiskの肥満・糖尿病薬の不足を報じたことから、同社株は5.8%上昇。英国の銀行Standard Charteredは利益が上昇したことから自社株買いを公表し、株価は3.7%上昇

2025/2/25    火

米国市場では方向性のない市場となったが、データセンターの建築を取りやめたマイクロソフトが値を下げたこともありNASDAQは値下がり。ダウとSP500はわずかに値上がりとなった。セクター別では、テクノロジーのほかに公益も値を下げたが、ヘルスケアは値上がり。アップルは米国で今後4年間に5,000億ドルの投資を行うことを公表し、株価は1%以上上昇。年間の利益を公表したバクスシャー・ハザウェイは5%以上の株価上昇。欧州市場ではドイツの選挙で保守派が勝利したことから、ドイツの株式市場が上昇したが、欧州市場全体は幾分値を下げた。ドイツの10年物イールドは上昇。セクター別では公益や食品・飲料が上昇。国別ではポルトガルやスイスの株式市場も値上がり。Just Eat Takeaway.comを41億ユーロで買収することを公表したProsusは8.8%株価下落

2025/2/26    水

米国株式市場は値下がり。カンファレンスボードの消費者信頼感指数が2021年8月来の大きな下落となったこともあり、NASDAQとSP500は1か月来の安値となった。同時にボラティリティ指数も上昇。四半期決算を前に、米国当局がNvidiaの半導体の中国への輸出を制限すると報じられ、Nvidiaの株価が2%下落。Zoom Communicationsは、年間の収益予想が期待外れだったために株価は9.3%下落。欧州市場では、銀行とヘルスケアがけん引して市場はわずかに上昇。一方で、テクノロジー株は値下がり。ASMLが2.2%値を下げたほか、AI関連のSchneider ElectricとSiemens Energyはそれぞれ、3.6%と7.3%の値下がり。鉱業関連も値下がり

2025/2/27    木

米国市場ではNvidiaが2.6%値を上げ、テクノロジー関連は上昇したが、ヘルスケア関連が値を下げ、主要3指数はほぼ横ばいとなった。UnitedHealthは上院議員から集金システムの詳細の報告を求められ株価は1.7%下落。TurboTaxの開発会社のIntuitは、第3四半期の売り上げが予想を超え、株価は12.4%上昇。欧州市場では、米国とウクライナの合意が近いことを受け、株式市場は史上最高値を更新。銀行が2日連続で市場をけん引したほか、Munich Reの営業利益が予想を超えたことから保険株も上昇。ドイツの情報サービス会社Wolters Kluwerはトップの辞任を公表し株価は10.9%下落。Anheuser-Busch InBevは四半期の営業利益が予想以上となり、株価は8.9%上昇

2025/2/28    金

米国市場ではNvidiaが6%値を下げたほか、半導体関連のBroadcomやAdvanced Micro Devicesも値を下げ、NASDAQとSP500は値下がり。トランプ大統領がChevronのベネズエラでの運用免許をキャンセルしたことから原油価格が上昇。エネルギー関連株も値上がり。データ分析のSnowflakeは2026年の売り上げが予想を超える見込みとなり、株価が9%上昇。欧州市場ではトランプ大統領の関税に対する影響で自動車株が軒並み値下がりし、市場全体も値下がり。主要投資家のExorが株式を売却したことからFerrariは7.9%値下がり。Stellantisも5.2%値を下げた。また、米国のNvidiaの株安に影響を受けてSAP、ASMLなどのIT関連が値下がり

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2月第3週の市況

2025/2/17    月

米国では、1月の小売販売が予想以上に下落し、イールドが2日連続で低下。株式市場では、Nvidiaが2.6%、Appleが1.3%値を上げたが、マイクロソフトは値下がり。NASDAQは値を上げたが、SP500は横ばいで、ダウは値下がり。セクター別では消費日用品やヘルスケアが1%以上値下がり。欧州市場では株式は値下がりしたが、ブローカーは、金利の引き下げ、エネルギー価格の下落、消費者信頼感の改善などを背景に欧州の株式指数の目標値を引き上げ。Hermesは堅調な消費に支えられて四半期の売上が18%増となり、株価は0.8%上昇。そのほかLVMHやKeringなどの高級品株も値上がり。米国の同業Dialysis DaVitaが予想を下回る利益見通しを公表したことから、Fresenius Medical Careは5.2%株価下落

2025/2/18    火

米国市場は休場。欧州市場ではイタリアのレオナルド、スウェーデンのSaab、英国のBAEシステムズ、ドイツのティッセンクルップなど防衛関連株がけん引して市場は史上最高値を更新。また、こうイールドの影響で銀行株は値を上げたが、不動産株は値下がり。ノルウェイの水産会社Bakkafrostは第4四半期の業績を公表し株価は4%下落。ブローカーが評価を引下げたNestleは7.8%株価下落

2025/2/19    水

米国市場では、日中、上下動を繰り返しながら、最終的には、Meta、Alphabet、Amazonなどが値を下げたために株式市場は値下がり。Fedは前回の政策会合の議事録を公開した。台湾のTaiwan Semiconductor ManufacturingとBroadcomがインテルを2分社化することを検討しており、インテル株は10%以上値上がり。バクスシャーハザウェイが新たに投資していることが判明したConstellation Brandsは4.6%株価上昇。欧州市場では、ウクライナ関連で、米ロがウクライナ紛争の件で直接会話をはじめた一方で、ウクライナには通知されておらず、防衛関連株が値を上げて史上最高値を更新。イタリアのレオナルド、スウェーデンのSaab、フランスのタレスなどが値を上げた。そのほか、銀行株が値を上げたが、公益株は値下がり。フランスのIT企業の Capgeminiは年間の売り上げが減少し、株価は10.2%低迷

2025/2/20    木

米国市場ではSP500とNASDAQは上昇したが、ダウは値下がり。住宅の新規着工は需要が鈍化していることから9.8%増にとどまった。住宅関連株は値下がり。電気自動車の Nikolaは倒産申請をきっかけに株価は37.7%下落。化学メーカーのCelaneseは四半期の赤字を計上し、株価は23.2%下落。欧州市場では、2025年一番の下落となった。独仏伊西などの主要市場は0.5%ないし1.8%の値下がり。原因はトランプ大統領が自動車や半導体などに対して25%程度の関税をかけるとコメントしたため。自動車関連は1.5%値を下げ、ボラティリティ指数も上昇。個別銘柄ではフランスのケーブルメーカーNexansが四半期決算が良好で10%株高になったほか、STMicroelectronicsはブローカーの評価上昇により株価が8%程度上昇

2025/2/21    金

米国市場ではダウが1%以上値を下げるなど、SP500,NASDAQも大きく値下がり。一方、金の価格は史上最高値となった。ウォルマートは今年の売り上げ利益の予想を公表したが、想定以下となったために株価は6.5%下落。同業のTargetやコストコなども値下がり。国防総省が2026年に向けた予算カットを検討していることから、政府機関にソフトウェアなどを提供しているPalantir Technologiesは株価が6.9%下落。欧州市場ではここ1週間で最低の水準となった。ドイツの選挙で政権が変わりそうなことも一因。セクター別では防衛が2.8%の下落となった。2025年の利益が大きく減少する見込みのMercedes-Benzは2.5%株価下落。ルノーも4%株価下落

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