ライフプランと死亡保険金

ライフプランから死亡保険金を考えてみると、図のように考えられるでしょう。世帯主が死亡することによって将来の収入が減少する。その結果、資産が十分に積み立てられなく、人生の後半で資産がマイナスになる。そのようにならないように保険に加入するわけです。

img74-ins

だから、この図から考えれば、資産がちょうどマイナスにならないようにするのが過不足のない保険金額ということです。

「プラスマイナスちょうどゼロでは不安」という声も聞こえそうですが、その部分は、保険金を積み上げる(保険料というコストがアップします)よりも、節約することを考えたほうがよいかもしれません

死亡保障の考え方

最近では、どの程度の保険金額の保険に加入すればよいのか、データをコンピュータに打ち込めば計算してくれます。しかし、ここが要注意ポイントです。保険を販売することを前提にしたソフトでは、少し高め金額の金額が表示されるように思えるからです。

img73-ins

もしそういった、機会に遭遇したら、勇気を持って、「どのように計算すれば、この保険金額に辿りつくのでしょう」と質問してみるとよいでしょう。これから必要になる金額と、これから受け取ることができる金額を計算して、その不足分を保険金で埋めましょうという考え方が基本です。

これからの生活費も人により異なりますし、受け取ることができる年金も違います。保険金を受け取った後の資産運用や、インフレによる生活費の上昇分も考え方により異なります。