投信会社の反応

Brexit(英国のEU離脱)から終末を挟みましたが、投信会社では臨時レポートを出しているところが少なくありません。

これ大切だと思います。基準価額だけだと何%下がりましたという情報になってしまいますが、少なくとも、

(1)どうして値下がりしたのか

願わくば

(2)これから先どうなりそうなのか

を、責任者(担当者より望ましい)がしっかり説明してくれると安心できます。

ざっとみたところ、これにしっかり対応してくれているのが、シュローダー・インベストメント・マネジメント、日本系では野村アセットマネジメントです。参考になると思います。

ファイナンシャルプランナーが考える ワンルームマンション投資【2】

前回の続きです。

ワンルームマンション投資について、IRR(内部収益率)を使って、投資効率を測ります。

当初のIRRは4.3%。投資効率としては魅力的な水準です。

しかし、固定資産税等を加味するとIRRは3.8%に下落します。

そして、売買手数料等を加味するとIRRはさらに3.4%に下落します。

さらに、家賃の低下や空室を見積もるとIRRは1.5%まで下がります。

この水準は、預貯金の利回りよりは高い水準ですが、株式投資信託などの期待利回りよりは低い水準です。

ファイナンシャルプランナーが考えるワンルームマンション投資【2】