壮年期&医療保障

医療保険は、保険の中で一番身近な存在になっているのではないでしょうか。そして、年齢とともに保険の必要性を認識し始めるとき、最初に考えるのも医療保険。かつては、終身保険や定期保険の”おまけ”のような存在だったのですが、今では、医療保険は立派な主役の保険です。

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そして主役になってしまったので、保険料(コスト)も主役級になってしまったというのが、現在の医療保険です。あれも必要、これも必要という具合に保障を足し算で考え始めるとあっという間に予算をオーバーすることになります。

そこで、必要になるのは、安い保険を探すことではありません。不要な保障を削ることです。安い保険を探し始めると、”労多くして得るものが少ない”結果に辿りつくでしょう。

アカウント型保険の功罪

日本の大手保険会社ではアカウント型保険という保険を販売しています。毎月支払える保険料はそれほど多くないという消費者の制約をくみ取り、保険料を抑えてたくさんの保障を付加することができるのが特徴です。

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必要保障マップの考え方とアカウント型保険の考え方はかなり似ています。

ただし、気をつけてほしいことがあります。若い世代がアカウント型保険に加入すると、どうしても死亡保障や医療保障にコストを割いてしまいます。保険料を一定とすると、老後保障のために充てられる金額は多くありません。そして、アカウント型保険の積立部分の利回りは、思っている以上に低いのが現実です。