必要死亡保障額

必要死亡保障額という考え方があります。『いま、世帯主が亡くなると困りますよね。困らないためにこれだけ保険に加入しておけば大丈夫ですよ』、というのが必要死亡保障額の考え方です。

保険代理店や直販社員に相談すれば、タブレット端末などで簡単にあなたの必要死亡保障額はこれだけですと計算してくれます。

必要死亡保障額

(遺族年金受取額総額+死亡退職金・弔慰金+貯蓄額+妻が働いて得る就労所得総額+不動産などの収入総額)

(これからの生活費総額+こどもの教育資金+葬儀費用+借金)

という計算で計算されます。

でも、これかなりアバウトな計算です

  1. 総額を求めていますが、本当は現価計算すべきです
  2. 年金の受取総額も、現在の年金の水準を使うなら、あまり正確ではありません
  3. 生活費にインフレが考慮されていません

そう考えると、『これがあなたの必要死亡保障額です』という話には突っ込みたくなりますよね。

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FP-MIRAI最新バージョン

ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」は、2016年6月に、ソフトを更新しました。主な変更点は2つです。変更箇所は動画でご覧ください

 

(1)ポートフォリオの構成の変更
ポートフォリオの資産クラスを、従来の、「リスク資産、無リスク資産」の2つから、 「リスク資産、リスクオフ資産、無リスク資産」の3つに変更しました

img16-Jun2016

(2)家計調査のデータの変更
家計調査のデータを、2014年から2015年のものに更新しました。壮年期の世帯主の年齢の区分が、「24歳以下、25~29歳、30~34歳」の3区分であったものが、「34歳以下」に減少しました

img17-Jun2016