ライフプランニング~その4-4

後期高齢者医療保険

75 歳以上になると後期高齢者医療保険が適用されます。世田谷区の場合、

  1. 算定基礎額(総所得額から基礎控除(33 万円)を差し引いた金額) に対して8.8% の所得割額
  2. 43,300 円の均等割額

で計算できます。

ライフイベントは、図1.11 のような形で認識するとよいでしょう。

図1.11 ライフイベントの設定

社会保険料を見積もった分、毎年の収支が少し悪化して、国民健康保険に加入する期間は赤字になっています。そのため、金融資産残高も、当初 は緩やかに減少していく傾向にあります。

図1.12 支出を含めた将来の収支見通し~その2

<つづく>

 

ライフプランニング~その4-3

税金と社会保険料を見積もってみよう(つづき)

国民健康保険料を計算してみると、表1.4 になります。薫子様については、65 歳になってご自身の年金を受け取るようになってからの金額で試算しています。お二人合計すると、年間で、約33 万2千円です。月単位にすると2 万7680 円になります。後期高齢者になるまでの期間の社会保険料は、この金額を見積もることにしてライフイベントに加え ましょう。

表1.4 国民健康保険料の計算

なお、薫子様については、現在63 歳ですので、今年と来年は国民健康 保険の保険料に介護分が含まれることになますので、少し、金額が上がって、年間で約13.1 万円の負担になります。