4月第4週の市況

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2017/4/24    月

フランスの大統領選の混戦からフランス市場では株式が下落。ただし、ソシエテジェネラルやBNPパリバといった大手銀行は続伸。米国市場では材料に乏しく株式市場は下落。Fedのフィッシャー副総裁は今年中の2回の利上げ方針の維持をコメント

2017/4/25    火

フランスの大統領選でマクロン氏がトップ。フランスがEUに留まるとの観測から、CAC40は4.1%、DAXは3.4%と大幅に上昇。ユーロが上昇し日本円は下落。米国市場も上昇し、市場のボラティリティを示すVIX指数は下落

2017/4/26    水

トランプ政権がカナダからの木材の輸入に関税をかけると公表し、カナダドルが下落。米国市場では住宅関連株が下落したが、キャタピラーやマクドナルドの決算が好調でNASDAQは史上初めて6000を超える。欧州市場でもフランス市場は前日に引き続き上昇。決算が好調であったボルボやM&A関連でクリスチャンディオールやLVMHが上昇

2017/4/27    木

トランプ政権が法人税率を35%から15%に引き下げるという大胆な税制改革を打ち出したが、そのまま実現するとは考えられずSP500は日中最高値を更新したが下げて市場は終了した。ただし、小型株中心のラッセル2000は史上最高値。欧州市場では高級品銘柄と銀行株がけん引して市場は好調

2017/4/28    金

原油価格は湾岸地域の供給過剰から49ドル以下に下落しエネルギ関連銘柄は下落したが、SP500は史上最高値付近まで上昇した。アルファベット、アマゾン、Paypal、アンダーアーマーなどの個別銘柄が好調な業績を背景にけん引。ECBは景気が回復しても景気刺激策を継続すると示唆。欧州市場は軟化

4月第3週の市況

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2017/4/17    月

欧米市場は休日。トランプ大統領がドルが高すぎると発言してドル安相場となり、韓国や日本の株式市場は下落。北朝鮮問題から韓国ウォンも下落

2017/4/18    火

欧州市場はイースターで引き続き休日。トルコの国民投票が大統領側の勝利になったこと、北朝鮮のミサイル発射が失敗に終わったことなど地政学的なリスクが幾分緩和され、米国市場では株高、ドル安。中国の経済統計が好調だったため銅価格が上昇。米国ではNY地区の製造業指数が芳しくなくFedの6月の利上げ観測が後退

2017/4/19    水

英国のメイ首相が総選挙を公表し英ポンドが値を上げ、EU株は値を下げた。特にフランス市場が大きく値下がり。米国市場では国債が値を上げ、株式市場ではヘルスケア、エネルギー、金融株が軟調。ゴールドマンサックスは債券トレードの不振から5%ほど値を下げる

2017/4/20    木

米国市場では原油価格が50ドルを割り込み、地政学的な緊張が緩和したことから国債も軟化。個別企業ではIBMの販売が不振でダウ、SP500は値を下げる。欧州市場では、銀行株がリバウンドし、資源関連株も堅調で市場は上昇

2017/4/21    金

米国では財務長官が減税プランの公表が近いことを示唆。金融株はまちまちでアメリカンエキスプレスは6%近く上昇したがGSは下落。日銀の黒田総裁が緩和政策の維持を表明したが為替市場は反応せず。欧州ではフランス株がBNPパリバ、ソシエテジェネラルなどの大手行にけん引されて上昇

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