中年期&介護保障

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縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における介護保障を考えてみましょう。介護分野は保険の対象となる領域の中でも比較的新しい領域です。

公的な介護保険が整備されたのも、年金保険や医療保険などよりずっと後になってからですし、民間の介護保険に至っては、公的介護保険が広く認知され始めてから本格的な商品開発が始まっているといっても過言ではありません。

一般的に不安に思うことと、その現実に大きなかい離があるのもこの分野の特徴です。そのような中で、最初にやるべきことは、どのような公的な保障が受けられるのかを確認することです。

それ保険でなければダメですか?

抜本的な解決に至るには、『それ保険でなければダメですか?』と自分い問いかけてください。私たちは、保険に加入するとすべてが解決するように思っています。

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総額で考えると医療保険は、それほど効率のよいものではありません。お金が十分にあるのであれば、医療保険に加入するより、そのお金を貯蓄しておけば大丈夫でしょう。お金がなくても、公的医療保険に加入している限り、1か月の医療費の上限は決められています。

『民間の医療保険に加入しておかなければやっていけない』という状況には陥らないのです。

「何でも保険」という姿勢は高くつくのです。