相続時の資産の内訳を考えよう

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相続時に、あなたの資産の内訳はどのようになっているでしょう?相続財産の中で、とびぬけて大きな割合になるのが「土地」です。平成26年度の統計で見れば、約4割は土地が占めています。この割合は、東京や名古屋ではさらに引き上がります。

預貯金の割合が多くなっているときは、一部を保険に移し替えておいてもよいかもしれません。その際の、メリットは、

(1)相続時にお金をすぐ受け取れ、自由に使うことができる

(2)特定の人に特定の金額を渡すことができる

ということです。

遺産のことを考える前にライフプラン

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高年期の死亡保障は、簡単にいうと、遺産の話です。遺産として遺族にどれだけお金を残すのか、どれだけ効果的に(税金などで減ることなく)お金を残すことができるのかということが焦点になります。

しかし、その前に考えてほしいのがライフプランの話です。高年期になったとして、すぐに相続がやってくるわけではありません。

これから亡くなるまでに生活費として使うお金も考える必要があります。やってみたいと思っていたことなどに使うお金も必要です。要介護などの状態になったときのために備えておくためのお金も必要です。こういったライフプラン上の出来事をすっかり考えた後で、遺産のことを考えることになります。

保険のことを先行して考える必要はないのです。