世代別の資産ポートフォリオとその修正

家計調査の貯蓄・負債編の2019年のデータが、5月15日に公表されました。

このデータを使うと、世帯主の世代別にどのような資産を保有しているか(ポートフォリオ)を分析することができます。

50代になると資産がぐっと増えていますが、教育費が不要になって、給与が増えて、家計に余裕が出てきたことが要因と推測されます。(こちらの図表27「費用を見積もりなおした後」を参照)

資産は60代が最高になることはグラフを一見すればわかるのですが、各世代のポートフォリオを見ると、わずかずつですが年齢が上がるにつれてリスクのある資産も保有するようになっていることがわかります

老後の生活にプラスになるように、ポートフォリオを修正するには・・・

通貨性預貯金(普通預(貯)金のこと)定期性預貯金(定期預(貯)金のこと)生命保険の比率をそれぞれ10%ずつ削って有価証券の割合を30%増やすとよいと思います。

FPのライフプラン分析、キャッシュフロー表作成の自動化ソフトを提供~バームスコーポレーション 杉山明氏インタビュー

先日、プロの方にインタビューしていただきました。その時の記事が公開されましたので、ご案内します。

読み返してみると、話が飛んでしまっていて、少し恥ずかしいのですが、お話ししたことの概要は、次のとおりです。

  1. シニアコンシェルジュ協会でシニア向けの活動をしているのは、FPの従来のやり方に限界を感じたから
  2. キャッシュフロー表を自分で自由自在に作りたいので、ライフプランイング統合ソフト「FP-MIRAI」を作った
  3. iDeCoが流行っているが、FPのみなさまには税金の話をするのではなく、運用の話をしてほしい
  4. 介護の問題は、平均を考えるのではなく、最初に公的保障を見積もってほしいこちら
  5. 人生100年時代に頼れる保険はない
  6. 一部の外貨建て保険はよいと思うが、位置づけは、あくまでリスク保障。運用を考えるのであれば投資信託で