ファンドのMIRAI(2018年7月号)発行しました

ファンドのMIRAI(2018年7月号)発行しました。

今月号では、日興アセットマネジメントが運用する、財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型ピックアップファンドとして取り上げました。このファンドは、いわゆる毎月分配型のファンドで人気の高いファンドです。

なぜ人気かといえば、収益分配金が毎月50円と安定して高いことです。毎月、資産残高の1%程度が分配金で戻ってくる、年間で考えると、12%程度の利回りということになります。

もちろん、冷静に分析すると、他のファンドに抜きんでてすばらしい運用成果を挙げているわけではないのですが、一般の投資家だとどうしても分配金に目が行ってしまいます。

また販売会社が多岐にわたっているので、込手数料も3.24%と上限に設定している金融機関(親和銀行や高木証券など)や、手数料がゼロの楽天証券やSBI証券などさまざまです。運用会社のページを参考にするとよいでしょう。

バランス型ファンドレポートを送付しました

7月1日、ファンドのMIRAI(バランス型ファンドレポート)を有料会員のみなさまに配布しました。レポートがお手元に届いていない方は、こちらから、お知らせください。

【市況】

6月は、米国以外の株式市場はすべてマイナスになりました。

為替は、円ドルでは幾分円安に振れましたが、ドル-ユーロの為替はほぼ横ばいでした。

米朝の首脳会談は市場に驚くほど影響を与えませんでしたが、トランプ政権が打ち出している輸入品に対する高関税の賦課、中国系をターゲットにしたIT企業への統制制限は市場に大きな影響をもたらしています。6月の騰落率で、中国市場の騰落率が10%をこえているのはその表れです。

欧州企業においても、輸出企業が中心のドイツ株式市場を中心に株価が下落しています。

一方で、OPECでは原油価格の値上がりから、原油の増産を決めましたが、トランプ政権が各国にイランからの原油の輸入をしないように圧力をかけ、増産にも拘わらず、原油価格が高騰するという状態になっています。

【参考:楽天証券のグラフ