5月第2週の市況

2026/5/4    月

米国市場では、低下した原油価格と好調な企業業績に支えられてSP500とNASDAQは史上最高値を更新。ダウは値を下げた。AppleはiPhoneやMacbookの需要を強調し好調な販売予想を公表したことを受けて株価は3.3%上昇。ソフトウェアのAtlassianは年間の利益予想を引き上げ、株価は約30%上昇。同業のSalesforceやServiceNowも4.1%と3.2%それぞれ値上がり。ゲームプラットフォームのRobloxは年間の販売予想を引き下げ株価が18%下落したが、ソーシャルニュースのRedditは四半期の収益を上方修正し株価は13%上昇。エクソンモービルやシェブロンといった石油大手は株安に。欧州市場は休場

2026/5/5    火

ホルムズ海峡で韓国籍の商船で爆発が起きたことからホルムズ海峡が依然安全ではないとの認識が広がり、また、UAEでは石油施設がドローンで攻撃されたこともあり、米国株式市場では主要3指数ともに下落した。eBayはGameStopの買収に乗り出したことを公表し、GameStopは10%株価下落、eBayは5%株価上昇。Amazonが自社で配送を行う部門を立ち上げたことを公表し、FeDexとUPSはそれぞれ9.1%と10.5%株価下落。クルーズ運航のNorwegianは、燃料代の高騰を原因として年間利益を下方修正したことから株価は8.6%下落。欧州市場でも中東関連の紛争が緩和する兆しがないことに懸念して株式市場は値下がり。ECBは次期会合で0.25%の利上げをするとみられているが、銀行株は2.7%の下落となった。トランプ大統領が関税を25%に引き上げるといった自動車業界では株価下落。Thyssenkruppは製鉄部門をインドのJindal Steelに売却するという話を中断し、Thyssenkruppは1.8%の株安に

2026/5/6    水

米国市場では、SP500とNASDAQが史上最高値を更新し、ダウも値を上げた。AppleがIntelを製品の主要製造者にリストアップしたことが報じられ、Intel株は13%値上がり。半導体全体でも4.2%の値上がりとなった。穀物メジャーのArcher-Daniels-Midlandは利益率が向上し第1四半期の業績が予想以上となり、株価も3.8%上昇。年間の利益予想を引き上げたDuPontも8.4%株価上昇。また、第2四半期の業績がアナリストの予想を上回るとみられるPinterestは6.9%株価上昇。欧州では、テクノロジー株が貢献し、また、企業業績も好調であること受けて株式市場は上昇。HSBCは住宅ローンのMFSの倒産に関して4億ポンドの引当金を計上し、HSBCの株価は6%下落。米国の同業者の株価上昇にけん引されASMLやASMIなどのテクノロジー関連が値を上げる。四半期の売上・利益がともに予想を超えたInBevは9.3%株価上昇

2026/5/7    木

米国市場では、中東での紛争の解決の糸口が見つかったことに加えて、Advanced Micro Devicesがデータセンターの半導体需要で四半期の売上が予想を超えたことで株価が18%上昇したことなど受けて、SP500とNASDAQは史上最高値を更新。ダウも1%以上値を上げた。ブレンド原油の先物は8%ほど値を下げて101ドル付近となった。Hut 8はテキサスでのデータセンターのリース契約を締結し3割以上株価上昇。また、米国のプライベート部門の就労者数は、4月に、ここ15か月で最大の伸びとなった。欧州市場でも米・イランの和平交渉の可能性を好感し、株式市場は2%以上の値上がりとなった。原油価格の下落からエネルギー関連は2.5%値を下げた一方、旅行関連は5.8%の上昇となった。銀行や産業といったセクターも大きく値上がり。四半期の業績が予想以上であった防衛関連のイタリアのLeonardoやノルウェイのKongsbergなども5%前後株価上昇

2026/5/8    金

米国市場では、株式指数は主要3指数ともに低下。Arm Holdingsはデータセンターでの半導体需要により予想以上の四半期の収益を計上し、米国上場株は取引時間中には12%値を上げたが、その後、取引時間外には十分な供給体制がとrないのではないかとの懸念から時間外に5.5%下落。NvidiaとマイクロソフトはAi需要に支えられて株価はいずれも2%程度上昇。素材やエネルギーといったセクターは値を下げた。クラウド関連のDatadogは通年の利益予想を引き上げ、株価が31%上昇。サイバーセキュリティのCrowdStrikeが8%、Palo Alto Networksが7%、それぞれ株価上昇。欧州市場でも、株式市場は軟化。原油価格が下がったことからエネルギー関連株が値を下げ、石油メジャーのShellは第1四半期の業績が予想以上で配当を引き上げたにもかかわらず株価は約3%下落した。飲料メーカーのCamparが四半期の業績が予想以下となり、株価が14.5%下落したほか、同業のDiageoやPernod ⁠Ricardなども株価下落

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5月第1週の市況

2026/4/27    月

米国市場では、イランの外相がパキスタンを訪問し和平交渉の再開を協議したことが伝わり、米イランの戦争が終結に向かうとの期待感と、インテル株が値を上げたことからSP500とNASDAQは史上最高値を更新。ダウは値下がり。インテルは予想を超える第2四半期の売り上げ予想を公表し株価は23.7%上昇。半導体指数としても4.3%の上昇となった。そのほか半導体関連ではAMDやArmが約14%、Nvidiaも4.3%値を上げた。欧州市場ではエネルギー価格上昇への懸念から株式市場は軟化した。SAPが第1四半期の利益予想が好調であったことから株価は4.7%上昇。半導体関連もBE Semiconductorが4.3%値を上げたほか、ASMLやASMIも約2%値を上げた。ヘルスケアと金融のセクターは値下がり

2026/4/28    火

米国市場では方向性のない取引となったが、ダウがわずかに値を下げ、SP500とNASDAQはわずかに値を上げた。今週はMeta、Amazon、Alphabet、Apple、マイクロソフトなどの大型株の決算が公表される。セクター別ではコミュニケーションサービスが値を上げ、一般消費財が値を下げた。火曜日からはFedの政策会合が開催されるが金利は維持されるとみられている。Verizonは予想以上の顧客増となり年間の利益様相を引き上げた。株価は1.5%上昇。第1四半期の販売予想を公表したDomino’s Pizzaは8.8%の値下がり。Nvidiaは4%株価が上昇し、市場終了後の取引でさらに4.3%株価上昇。欧州市場では、中央銀行の政策会合を前に身構え、また、米イランの対話が進まないことに懸念を示す形で株式市場は値を下げた。セクター別ではテクノロジーと日用消費財が大きく値下がり。英国のIntertekはスイスのプライベートエクイティからの買収再提案を拒否し、Intertek株は2.2%値下がり。ドイツの風力発電メーカーのNordexは売上・利益ともに予想を上回ったことから株価は5.7%上昇

2026/4/29    水

米国市場ではAI関連に関する懸念を受けて主要3指数はいずれも下落。OpenAIの公表された利用者数や収入が芳しくなく、OpenAIに依存しているOracle株は4.1%下落。Nvidia、AMD、CoreWeaveといった半導体関連も値下がり。General Motorsは四半期の業績が予想を超え、年間の見通しも上方修正したことから株価は1.3%上昇。燃料価格の上昇により年間の利益目標を下方修正したUPSは4%株価下落。Coca-Colaは四半期業績が予想を超えたために3.9%株価上昇。欧州市場では中東関連の懸念と企業業績の公表の中で、株式市場は3週間来の安値になった。テクノロジー株は米国市場に連動する形で値下がり。英国の銀行Barclaysは倒産したMFS関連の引当金が相当になることや自社株買いの規模が縮小したことを公表したが、株価の下落は0.2%にとどまった。銀行株全体は値を上げた

2026/4/30    木

米国市場では、原油価格上昇によるインフレへの懸念と、Fedが政策金利を据え置いたことにより、市場は上下動したが、主要株価指数はいずれも値を下げた。一方で、資本財に対する新規受注は3月に2020年以来となる3.3%増と大きな上昇となった。オンラインブローカーのRobinhood Marketsは第1四半期の利益が予想を下回り株価は13%下落。データ保管関係のSeagate Technologyは第4四半期の予想が上振れし株価が上昇。同業のSanDiskやWestern Digitalも値上がり。年間利益予想を引き上げたStarbucksも値を上げた。欧州市場でも、企業業績とイラン情勢への懸念から3週間来の株安になった。ヘルスケアのGSK、AstraZenecaは第1四半期の業績がよかったにもかかわらず、株価が5.4%と1.5%下落。ドイツのインフレはエネルギー価格の上昇の影響で4月に2.9%上昇し、ユーロ圏の景況指数は3年半来の低水準に落ち込んだ。銀行では予想以上の業績であったUBSが3.2%値を上げたが、業績が芳しくなかったDeutsche Bankは1.8%値を下げた

2026/5/1    金

米国市場では、原油価格が上昇しているものの、第1四半期のGDP成長率が2.0%と経済成長が維持できていることが確認でき、さらに、個別の大手銘柄の業績にけん引されて、市場は大きく値を上げた。クラウド関係の収入が堅調であったAlphabetは10%近く値を上げた。ウェブサービスでの収入が大きく伸びたAmazonも0.8%の株高に。クラウド関係の収益がおおむね予想通りであったマイクロソフトは4%株価下落。資本的支出が増加することになったMeta Platformsも8.6%の株安。そのほか、キャタピラーも9.9%株価上昇。欧州市場でも中東の緊張への懸念に対して、好調な企業業績が市場をけん引し、株式市場は値を上げた。英独の市場はいずれも1.4%上昇。Rolls-Royceは利益見通しを維持し、株価は7.6%の上昇。AstraZenecaとNovo Nordiskは1.9%、6.5%それぞれ値を上げた

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