4月第2週の市況

2026/4/6    月  

 欧米市場はイースターで休場

2026/4/7    火

米国市場では米イランの休戦に向けた動きがあるとみなし、欧州やアジアの市場が休場となる中、薄商いとなったが、株式指数は値を上げた。一方、ISMサービス指数は支払価格の上昇から3月は予想よりも鈍化した。また、祝日でずれ込んだ雇用統計の公表では、2月に比べて3月の新規雇用者数はほぼ3倍増となり、失業率も4.4%から低下して4.3%となった。セクター別では公益が下落したが、コミュニケーションサービス、旅行・レジャー、航空・防衛、建築などが値を上げた。製薬会社のNeurocrine Biosciencesは、Soleno Therapeuticsを買収することで合意したと公表し、Soleno Therapeuticsは30%以上値を上げた。欧州市場は休場

2026/4/8    水

パキスタンのシャリフ首相が外国的な努力は進捗しているとコメントし、米国市場は一時株価指数は回復したが、最終的にはダウは値を下げ、まちまちな市場になった。原油価格はWTIもブレントも上昇。2月の耐久財の新規受注については予想以下の数値になった。セクター別ではコミュニケーションサービスが値を上げたが、一般消費財は値下がり。政府がMedicare Advantage plansに対する支払いを引き上げたことからUnitedHealthなどの保険会社は大きく値を上げた。欧州市場では、トランプ大統領がホルムズ海峡の再開についてもうけた制限の時間が迫る中で、株式市場は防衛やヘルスケア関連が下落し、市場全体も下落。独英市場も1%前後の値下がりになった。イタリアの防衛企業LeonardoはCEOが交代すると報道があり株価は8%下落。Rolls-RoyceやRheinmetallも3.9%と2.5%それぞれ値を下げた。米議会で中国に対する半導体の輸出にさらに制限をかけることが提唱されASMLは4.1%株価下落

2026/4/9    木

米国とイラクで2週間の停戦に合意したことから、株式市場は大きく値を上げた。また、公開されたFOMCの議事録では原油価格の上昇に伴い金利を引き上げる可能性も高まっていることが判明。セクター別では商用航空、旅行・レジャー、住宅建築などが値を上げた。第2四半期の収益見通しが芳しくないことをl公表したデルタ航空でも株価は3%以上上昇。欧州市場でも米イランの停戦を市場は好感し3%以上値を上げた。独仏の市場では4%以上の株価上昇。セクター別では旅行・産業・銀行など広範なセクターが大きく上昇。エネルギー価格にコストが大きく依存している鉄鋼業も株価を回復しArcelorMittalが12.8%株価が上がったほか、SalzgitterやThyssenkruppも大きく株価回復。テクノロジー関連もInfineonが12%弱値を上げるなど全体的に上昇。エネルギー価格が下落したおかげでエネルギー関連については株価下落

2026/4/10    金

米国市場では、イスラエルがベイルートと直接の対話を模索していることがわかり株式市場は一時軟化したが、その後、主要3指数はいずれも上昇。GDPと個人消費支出(PCE)が公表され、経済は予想より緩やかに成長している中で、個人消費支出は上昇していることがわかった。セクター別では一般消費財が最も値を上げ、エネルギーが値を下げた。AmazonのジャシーCEOがAI関連で年間150億ドルの売上があるとコメントし、同株は5.6%値を上げた。予想より売り上げ減が小幅にとどまったConstellation Brandsは8.5%株価上昇。欧州市場では、米イランの停戦交渉が流動的であることが不安視され市場は軟化。ドイツ市場では1%以上の値下がりとになった。セクター別では、エネルギーが上昇し、銀行、高級品、テクノロジーなどが値下がり

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4月第1週の市況

2026/3/30    月

米国市場では株価指数は下落し、ここ9か月で最低の水準になり、ダウは調整局面に入ったとみなされれた。トランプ大統領は武力行使の期限を10日延長したが、あまり市場に影響を及ぼしていない。一方で、ボラティリティ指数は4月以降最高の水準に上昇した。大型株も値を下げ、Nvidiaは2.2%、Amazonは4%値下がり。クルーズ運航のCarnivalは年間の利益を下方修正し4.3%値を下げたほか、同業のNorwegianも6.9%の値下がり。欧州市場も株式指数は値下がり。酒造メーカーのPernod RicardはJack Danielを製造しているBrown-Formanとの経営統合を目指していると公表し、株価は8%上昇。AstraZenecaは試験中の新薬の中間試験でゴールに到達したことを公表し、同株は3.4%値を上げた

2026/3/31    火

米国市場ではトランプ大統領のイラン戦争の拡大の脅しと対話の可能性を天秤にかけ、株式市場はSP500とNASDAQは値を下げ、ダウは値を上げた。セクター別ではテクノロジーが最も下落し、エネルギーもわずかに値を下げた。一方で、政権が確定拠出年金の代替資産への投資に関するガイドラインを明らかにしたことから金融関連は値上がり。欧州市場では、公益やメディア関連株が上昇し、市場全体も値を上げた。また、エネルギー関連も値上がりし、ShellとTotalEnergiesは、それぞれ、2.1%と3.2%値を上げた。代替エネルギーのOrstedはブローカの評価引き上げにより株価が7%上昇

2026/4/1    水

米国ではトランプ大統領が対イランの軍事行動を終息させることに言及し、株式市場はこれを好感して主要指数は大きく値を上げた。Nvidia、Alphabet、Meta Platoformsなどはいずれも5%以上値を上げた。CoreWeaveはAIインフラのために85億ドルを調達し、株価は12%上昇。2月の求人件数は予想より低調であった。McCormickは、Uniliverの食品部門と合併することを公表したが、McCormick株は6.1%の下落。欧州市場でもトランプ大統領のコメントを受けて株式指数は上昇。スイスの当局が資本規制を緩和すると報じられUBSは株価が4%上昇。食品部門をMcCormickと合併させる方向のUniliverは株価が7.3%下落

2026/4/2    木

トランプ大統領がイラクへの攻撃を注視することを示唆したために、欧米市場では株価が上昇。米国市場では、Alphabet、Amazon、Meta PlatormsなどのAI関連が値を上げ、また、半導体指数も上昇し市場をけん引。Eli Lillyは当局からFoundayoの販売の承認を受け株価は3%以上上昇。インテルはファンドが売却した株式の49%を142億ドルで買い戻すことを公表し、株価は8.8%上昇。第4四半期の販売が下落すると予想したNikeは15%を超える株価下落となった。欧州市場では、防衛と銀行のセクターが大きく上昇し市場をけん引した。銀行株のウェイトの高いスペインやイタリアの市場で3%を超す値上がりとなったほか、Air FranceやLufthansaといった航空株も8%以上の値上がりとなった

2026/4/3    金

米国ではトランプ大統領が祝日のマーケットが閉じている期間に大規模な攻撃をすることを示唆したが、英国がオマーンとイランがホルムズ海峡通過のルールを検討しており40数か国が検討に参加していると表明。株式市場はSP500とNASDAQ羽を上げたが、ダウは値を下げ、まちまちの動きになった。代替投資のファンドBlue Owlは2つのファンドの解約を制限した。同株は少し値下がり。Teslaは第1四半期の出荷額を公表したが、市場の予想以下となり株価は5.4%値下がり。欧州市場では一部の市場がイースターの前日の休暇で閉まっており、薄商いとなったが、トランプ大統領の強気な発言にもかかわらず、市場終了にかけて市場は回復した。ただし、全体としてはわずかに値下がり。テクノロジー、鉱業、銀行などのセクターが1%近く下落。Stellantisはカナダで中国系企業とEV車の生産を行う計画を報じられ、株価は4.1%上昇

 

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