死亡率と保険料

保険料を考えるときに気にしてほしいのが死亡率です。ある年齢の人がどの程度亡くなるのかを表す指標が死亡率。壮年期の死亡率は、男性の場合は急激に上昇し、女性の場合は低位で安定しています。

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そして、保険料の高低は、この死亡率によって決まっています。この期間だけの保険、たとえば、10年満期の定期保険などは、保険料がとても安くなっています。そして保険料は、男性より死亡率が低い女性の方が低くなっています。

家族がいる場合、死亡保障が必要になる世代が壮年期なのですが、家計に余裕がなく高い保険料を負担できないという場合も少なくないでしょう。そういうときは、本当に必要な期間に絞って保障を考えてみるとよいでしょう。

 

壮年期&死亡保障

横軸に年代、縦軸に保障の種類を配した必要保障マップで、壮年期&死亡保障の部分を考えてみましょう。結論から言えば、家族がいるなら死亡保障は必要です。ただし、勧められるままに保険に加入すると、入りすぎになってしまうかもしれません

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この領域で保険に加入するとき、チェックしたいポイントは2つあります。一つ目は、保険金額です。必要死亡保障額として、これだけ必要ですと言われたとき、その必要性を疑ってみることが必要です。

もう一つは、保険期間です。終身保障がほしいのは誰も同じですが、保障期間が長いと保険料が高騰します。本当に必要な期間をもう一度考えるとよいでしょう。

保険金額を抑えて、保険期間も抑える。そうすれば、保険料を安く抑えることができます。