私たちは、「認知症⇒要介護」という図式を考えがちです。しかし、要介護状態になるのは認知症だけとは限りません。
要介護状態になる主な原因を上位5つ挙げると、(1)脳卒中(2)認知症(3)高齢による衰弱(4)関節疾患(5)骨折・転倒になります。
グラフは、介護保険の要介護度に応じて記載されています。介護保険は、2つの要支援と5つの要介護の状態に区分されます。数字は大きくなる方が程度が重く、要支援より要介護のほうが程度が重くなっています。
程度が軽いケースでは高齢による衰弱や関節疾患、程度が重くなると脳卒中の割合が高くなっています。