必要となる資金の計算

積み立てた資金を取り崩すことをイメージしてみましょう。大切な要素が4つ出てきます。

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最初にいつから老後(資金の取り崩しを行う期間)と考えるのかということです。それから、毎月どの程度お金が不足するのかということです。お金が足りなくなるから、事前に積立っておこうというのが老後保障の考え方ですね。

そして、あと何年生きるのかということも大切です。つまり、お金が足りなくなる期間はどの程度の長さなのかということです。そして最後に、準備したお金をどの程度の利回りで運用できるかということも大切です。この中で、一番不確定要素が強いのがあと何年生きるかということ。反対に、自分でコントロールしやすいのが、老後の始まりの時期と毎月の不足金額です。

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中年期&老後保障

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における老後保障を考えてみましょう。この時期、老後保障を考えるのであれば、保険より投資信託を優先させた方がよいかもしれません。

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なぜなら、老後保障には、積み立てる側と取り崩す側の2つの側面があるのですが、相応の時間が残っている中年期では、無理なく積み立てる計画を立てることができるからです。

無理なくとは、積立金額を抑えて必要な金額を積み立てるという意味です。そのためには資産運用が必要になるのですが、資産運用という観点から考えると、保険より投資信託が望ましいのです。

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