要介護になると収支はどう変わる

要介護状態になると、家計の収支に大きな影響を及ぼします。特に、壮年期に要介護状態になると、ケースによって受けることができる公的保障に差異があるのが現状です。

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収入の面で考えると、給与所得が低下するでしょう。休職や退職により給与所得は低下することが一般的です。基礎年金や厚生年金保険といった公的年金から給付を受けることができます。国民年金法に定める障害の等級が、1級または2級の場合は障害基礎年金と障害厚生年金が、3級の場合は障害厚生年金の支給対象となります。

支出の面で考えると、入院費や住宅改修費、さらに、本人や親族の交通費も増加することになります。こういった金銭面の不足を補てんするのが、民間の介護保険の役割です。

分散投資は弱者の戦略

【POINT】

資産運用は将来の予測に自信が持てるのであれば資産運用は難しくありません。しかし、多くの人は予測をしても自信が持てません。そういったときに、特別な知識がなくても、最悪のシナリオを回避するための手段が分散投資なのです。分散投資は弱者の戦略といえるでしょう。

 ◎資産運用は将来の予測

個人がポートフォリオを考えるときに問題となるのは、これから先のことを考えないといけないということです。将来の資産クラスごとの騰落率の比較があらかじめできるのであれば誰も苦労をすることはありません。問題はこれから先どうなるかわからない市場をどう組み合わせるのが良いのかわからないということです。

もし、投資家が自信に満ち溢れており、たとえば、「日本株式が絶対もうかる」と断言できるのであれば全く問題ありません。すべての資産を絶対もうかると思う資産に投資してしまえばよいのです。

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