iDeCoの講演を聞いて思ったこと

先日、きんざいのFPシンポジウムに参加させてもらいました。iDeCo(確定拠出型年金・個人型年金)のお話を、お二人の専門家(竹川さんと大江さん)から聞いてきました。

お二人ともお話はとてもお上手で、聴いていてあっという間に終わってしまったのですが、どうも聞いた後に覚えているのは、税金の話ばっかりで、『税金の話>年金の話>運用の話』といったイメージが頭に残りましたもう少し運用の話が聞きたかったなぁというのが私の感想です。

講師のお話が上手だったのでよい制度だと思って聞いていましたが、あとで整理して考えると、

(1)掛金が所得控除になるのは・・・〇

(2)受取時の税制は問題あり・・・△(これはセミナーでよくわかりました)

(3)年金として受け取ることを前提にしていないので年金の機能は不完全・・・×

(4)投資教育はとっても難しそう・・・?(まあFPが適当なのだろうけど・・・本当に??)

改めて思ったのは、業界を分断するのではなく、強いところを連携させた制度にしてほしいなぁということです。生意気にも、改革案を描いてみました。運用は運用会社、年金は保険会社、販売管理の窓口は銀行というハイブリット型です。時間があれば、しっかりした記事にします。

きっと、国を挙げてこの改革をするのは大変なので、保険会社が同じような商品を創ればよいと思います。それなら、個別企業でできる話です。これは、変額年金を作った直後から頭に思い描いていたことなのです。

 

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