2017年の株式市場

あけましておめでとうございます。

さっそくですが、2017年の市場を振り返ってみましょう。2017年の世界株式の動きと円ドル為替の動きを示したものが下図になります。

明らかに、株式市場は単調な右肩上がりになっています。つまり、リターンはプラスで、変動(リスク)は小さい理想的な市場になっていたのです。

計算してみれば、年換算でリターンは20%程度、リスクは6%弱です。リターンは概ねこの程度かなぁと思える水準ですが、リスクは明らかに低い。投資家としてはとてもありがたい市場だったわけです。本当の意味での「有り難い」というわけです。

考えてみると、2017年はトランプ大統領への期待から始まり、その期待が少しだけ実現(減税法案の成立)して終わった1年でした。ユーロ圏は安いユーロを背景に景気を回復させ、株式市場が大きく回復しました。

2016年も、投資家にとっては結構よい市場だったのですが、2017年と比べると少し見劣りします。2016年の為替は円高に振れて、トランプ政権登場とともに円安になりました。2017年の為替相場は、円高と円安を行ったり来たりしながら、全体的にはほぼ横ばいの動きになっています。2017年は、為替の影響も大きく感じなかった1年になったのではないでしょうか。

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