ライフプランニング~その4-2

税金と社会保険料を見積もってみよう

このままであれば、何の問題もありませんが、まだ、見積もられていない支出があります。それは、税金と社会保険料です。現役世代であれば給与天引きされる税金と社会保険料ですが、リタイア後には、自分で納める 必要があるのです。所得税は、表1.3 のように計算できます。

表1.3 所得税の計算

総所得金額がゼロなので納める税金はありません。これで安心と思うのは早計です。社会保険料の計算が待っています。森永様は、東京都世田谷区にお住まいです。国民健康保険に加入するために、保険料を支払う必要があります。

 

ライフプランニング~その4-1

ライフプランニング~その4

支出を見積もろう(続き)

表1.2 の支出項目を含めた、将来の収支見通しは、図1.10 のようになります。ここで、折れ線グラフは毎年の収支の推移を、面グラフは金融資産残高を表しています。折れ線グラフが、プラスの領域にありますので、金融資産残高も右肩上がりで上昇するというわけです。

図1.10 支出を含めた将来の収支見通し~その1