壮年期&老後保障

横軸に年代、縦軸に保障の種類を配した必要保障マップで、壮年期&老後保障の部分を考えてみましょう。死亡保障と老後保障を分離して考えると合理的な判断ができるという結論に辿りつくのではないでしょうか。

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必要保障マップを考案した背景は実はここにあります。保険の見直しが叫ばれて久しいのですが、上手に保険の見直しをしている人は少ないと思います。多くの人は、「保険の見直し=保険の入りなおし」になっているのです。これはある意味当たり前の帰結で、保険を販売する人に、保険の見直しをお願いしても、保険の入りなおしになってしまうのです。

自分で保険を見直そうとするのであれば、保障が重複している部分をカットするのが一番です。そのために、必要保障マップを使っていただきたいのです。

壮年期&死亡保障

横軸に年代、縦軸に保障の種類を配した必要保障マップで、壮年期&死亡保障の部分を考えてみましょう。結論から言えば、家族がいるなら死亡保障は必要です。ただし、勧められるままに保険に加入すると、入りすぎになってしまうかもしれません

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この領域で保険に加入するとき、チェックしたいポイントは2つあります。一つ目は、保険金額です。必要死亡保障額として、これだけ必要ですと言われたとき、その必要性を疑ってみることが必要です。

もう一つは、保険期間です。終身保障がほしいのは誰も同じですが、保障期間が長いと保険料が高騰します。本当に必要な期間をもう一度考えるとよいでしょう。

保険金額を抑えて、保険期間も抑える。そうすれば、保険料を安く抑えることができます。